私が愛和に入社したのは、テレビで映画「おくりびと」の宣伝を見て興味を持ったことがきっかけでした。
この仕事はひとつとして同じ現場はありませんが、残されたご遺族の故人様に対する気持ちは変わることはないと思います。ご遺族の意思をどれだけ汲み取ることが出来るかが、この仕事ではとても重要になってきます。
難しいことではありますが、私たちが思いを汲み取ることが出来たときのご遺族の満足げな表情は、かけがえのない経験になります。少しでも興味があれば是非見学に来て下さい。

初めは右も左も分からず、自分には到底無理ではないかと不安を抱える毎日でしたが、先輩方の優しく解りやすい指導のおかげで、不安が徐々に減っていきました。また、先輩方は納棺師としての情熱や向上心、決して努力を惜しまない姿を見せてくれます。
反省や課題が無い日は一日も有りませんが、しっかりと私が成長出来るように指導して下さり、どんな些細な事も呆れることなく聞いてくれる先輩方と、充実した毎日を送っております。
私も入社して一年と日が浅く、勉強しなければならない事、身に付けるべき事等がまだまだ山積みですが、湯灌の仕事はとてもやりがいのある仕事です。また、大切な方を亡くされた方々の悲しみに寄り添う事で、その方々の優しさに触れる事の出来るお仕事でもあります。
もし、この仕事をするか迷っている方がおりましたら、是非一歩を踏み出して頂けたらと思います。

故人様が歩まれてきた道のりやご家族への想い、故人様と共に一緒に歩んでこられたご家族様の想いを汲み取り、それぞれの想いを結ぶ架け橋となって尊い時間を過ごしていただくサポートをする。責任は大きいですが、とてもやりがいのあるお仕事です。
人間には必ず『最期』がやってきます。例えば、長い入院や闘病生活の末に亡くなられた場合、事故で亡くなられた場合など、様々です。私たちはその『最期』を迎えた故人様、深い悲しみの中にいるご家族様の為に、綺麗にするだけではなく、悲しみから立ち直れるように支援することや故人様と向き合う時間を作るという役割もあります。
現場では、「まるで寝ているみたい。とても綺麗になった。本当にありがとう。」と涙ながらに言って下さるご家族様もいて、感謝することや、感謝されることの素晴らしさを実感できる毎日です。
私はこれからも故人様、ご家族様の心に寄り添い、少しでもやすらぎを与えられる、大切な時間を提供出来るように努力をしていきたいと思います。

「人に喜んでもらえる仕事がしたい」そう思ったことが愛和に応募したきっかけでした。
入社後すぐは先輩社員の技術や仕事に取り組む姿勢をみて、自分にもここまでできるだろうかと不安になりました。しかし、約3か月間の研修での細やかな指導のおかげで、不安なく湯灌・納棺の現場に出られるようになりました。
この仕事は「いつもと同じ現場」というものはないため、一通りの技術を身に付けて終わり、というものではありません。
向上心をもって取り組むことで、どこまでも技術的・人間的に延ばしていくことができるため、とてもやりがいがあります。
人の役に立ちたい、だれかを笑顔にしたいと考えている方には、ぴったりの仕事だと思います。

人を助ける仕事がしたいと思っていた時に納棺師という仕事を知りました。
湯灌・納棺とは具体的に何をするのだろうと思う方がほとんどだと思います。私も実際に湯灌・納棺を見たことはなく、某有名映画のイメージしかありませんでした。
しかし、入社前に必ず現場見学を行い、未経験でも1から教えて頂けるため、安心して入社する事が出来ました。
「ご遺体をご生前のお姿に戻す」簡単な事ではありませんが、最初は不安そうにしているご家族様が「良かった」「元の姿に戻った」と安堵の表情を浮かべた時は、なんとも言えない嬉しい気持ちになります。
思いやりを持てる、暖かい気持ちになれる、そんな素晴らしいお仕事です。